【新製品】シャオミの64MPカメラ搭載スマホ「Xiaomi Redmi K30」


LenovoのZ6 Pro購入を断念した後、いろいろスマホを物色したところ、興味を引いたのがシャオミのミドルレンジ機最新モデル「Xiaomi Redme K30」です。SONYの最新6,400万画素イメージセンサー、IMX686を搭載しているのが最大の特徴です。


製品概要
Redmi(紅米)はシャオミのミドルレンジに位置し、シャオミのスマホの中でもコスパを重視したセグメントになります。前モデルの「Redmi K20」はグローバル版のMi 9T(3rd)として発売されているので、K30についても近い将来グローバルROMモデルが発売されることになるでしょう。日本進出に合わせて日本モデル登場もありえます。名前は「Mi 9F(4th)」ですかね。4は縁起悪いから「Mi 9V(5th)」の可能性も。


ざっくりスペックを見ていきますと、K30に搭載されているSoCはSnapdragon 730G(5Gモデルは735G)で、メモリ8GB、ストレージ128GB(メモリ6GBやストレージ64GB、256GBモデルなどもラインナップしています)です。スナドラ730はCPU負荷の高いハードなゲームではややつまづくけど、その他の用途であれば必要十分なレベルです。


ディスプレイは6.67インチのAMOLED(有機EL)で、2,400✕1,080pと少し縦長。加えて、一般的なスマホディスプレイのリフレッシュレートが60Hzであるのに対して、K20は120Hzに対応しているのも特徴的です。数値が高いほどディスプレイの表示が滑らかになります。バッテリー容量は、4,500mAhで27W充電に対応しています。

ちなみに、前モデルのK20にはスナップドラゴン855搭載の上位モデル「K20 Pro(Mi 9T Pro)」もあるので、近いうちにスナップドラゴン800番台(865?)を搭載した「K30 Pro」も登場するでしょう。


カメラ機能
K30の最大の魅力がカメラ機能です。アウト側が4カメラ、イン側が2カメラの構成となっています。


アウトカメラ
①メインのカメラ(画角79.8度※35mm換算で約26mm)は、SONYの最新64MPセンサーIMX686(1/1.7インチ)を搭載した広角カメラです。解像度は9,248✕6,944ピクセルとなっています。
②超広角レンズは画角120度(同12mm弱相当)でセンサーは800万画素です。
③マクロレンズは2cmまで寄れますが解像度は200万画素とやや低めですね。
④4つめのカメラはポートレートでボケみを出すときに使う被写界深度レンズで、画素数は200万画素です。


インカメラ
セルフィーカメラは、メイン20MP(画角83度※同24mm相当)+ポートレート(被写界深度)2MPの構成となっています。

各社のフラッグシップ機と比較すると望遠側が少し弱いかなという印象ですね。なお、5G対応のバージョン「K30 5G」はアウト側のサブカメラが8MP+5MP+2MPとなっています。


Mi Note 10
ついでに日本国内で販売されている「Mi Note 10」と比較しておきます。


5万円オーバー(※国内正規品価格)で販売されているフラッグシップ機のMi Note 10と比べると、Redmi K30も結構健闘してます。カメラ、バッテリーはNote 10がリードしていますが、K30は外部メモリ(マイクロSD)が使えるのが強み(※2SIMとの排他利用)ですね。ディスプレイのリフレッシュレートも120Hzと上回ってます。


まとめ
以上、ざっくりとRedmi K30の特徴をまとめてみました。SONYの最新64MPセンサーや120Hzディスプレイを採用しているところが大きな特徴でしょうか。上位機種と比較すると、カメラの望遠側が少し手薄な感じはしますが、このあたりをIMX686がどの程度カバーできるのか。商品が届いたら、カメラ性能を中心にレビューしていきます。

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