【レビュー】Aliexpressショッピングのまとめ(発送編)

ショッピング編からの続きです。

Aliexpressでのショッピングが完了したら、あとは配送を待つだけ。ここでは配送ステイタスの紹介をしておきます。実際の情報を見てみましょう。なお、配送ステイタスはマイオーダーから見ることができます。

中国国内から発送の場合
1/4 集荷(Posting / Collection)
1/5 杭州国際郵便交換局に到着(Arrival at outward offce of exchange)、発送(Dispatch from outward office of exchange)。


1/13  国際郵便交換局(川崎市)に到着(Arrival at inward office of exchange)、税関保留(Held by import Customs)、国際郵便交換局から発送。

羽田に荷物が到着すると、運が良ければその日のうちに税関手続きが完了し、国際郵便交換局から仕向地(配送先)に発送されます。なお、土日祝日は税関業務が行われません。荷物が多いときは通関手続きに数日かかることもあります。2018年、台風災害で関空が使えなくなったときは中部国際空港経由で荷物が届きましたが、通関に4-5日かかりました。


1/14 岡山市の中央郵便局に荷物が到着し、翌日無事配達されました。以上が基本的な荷物が届く手順です。中国から発送の場合は、10日を目安にしておくとよいでしょう。



シンガポールから発送の場合
12/15 発送準備完了(Shipment ready for dispatch)
12/18 発送(Shipment Dispatched)、原産国(シンガポール)倉庫に到着(Shipment at country of origin warehouse)、原産国倉庫から発送(Shipment left country of origin warehouse)


12/18 航空会社受入(Shipment accepted by airline)、原産国(シンガポール)から出発(Departed country of origin)
12/22 目的国(経由地)に到着(Arrived at destination country)
12/28 ラストマイルキャリア(経由地→羽田)受入(Accepted by Last Mile Carrier)

※注:ラストマイルキャリアは日本郵政やFEDEXなど日本国内で配達を担当する配送業者のことです。税関に必要な手続はラストマイルキャリアが行います。


12/28 ローカル配送センターに到着(Shipment at  local distribution center)
12/29 税関保留(Held by customs)、通関手続き開始(Started customs clearance process)
1/3 岡山郵便局に到着


シンガポールから発送の場合、羽田への直行便ではなく、途中で経由地(香港?)を挟むため余計に時間がかかることがわかります。到着まで2週間程度かかると見ておくとよいでしょう。

同じ商品なら中国国内から出荷するセラーを選んだほうが発送時間は短く済みます。なお、トラッキングは概ね正確ですが、出国後、Departed country of originの状態からいきなり荷物が届くこともよくあります。


その他のイベント
Aliexpressで商品を購入すると9割程度はうまく配送されますが、たまにトラブルに見舞われます。一番多いのが下のような税関で止められる(Held by customs)ケースです。please contact customsと表示され、税関に連絡するよう促されます。通常は放置しておけば配送元が対応してくれますが、急ぎの場合は、連絡したほうがいいです。

原因としては、インボイス(輸入品内訳)が添付されていないなど書類の不備や、商品自体に問題がある(輸入禁止品)などが考えられます。過去、小型血圧計を5個購入した際に、「医療品」扱いで輸入が認められなかったことがあります(※医療品を販売用に輸入するには許可が必要、1〜2点なら問題ないと思います)。


そのほか、輸送中に荷物が行方不明になることがあります。指定の期限を過ぎても荷物が届かない場合は、Aliexpressのカスタマーサービスに英語で連絡し、返金の手続きを取る必要があります。商品が破損していた場合は、写真を撮って送ると返金されます。


AliExpressでの返金手続編へ

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